2024年5月9日午前3時45分に行われる、UEFAチャンピンオンズリーグ レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘン 2ndレグのプレビューをしたいと思います。
個人的にフォーメーションや注目選手、見所を簡単に紹介しますので、試合を楽しみにしましょう!
レアル・マドリード予想フォーメーション
レアル・マドリードの予想フォーメーションはいつもの4-4-2のダイヤモンド型が予想されます。
レアル・マドリードは第34節のカディス戦で、大幅にメンバーを変更し、リーグ優勝を決めました。
そのため、レギュラーメンバーの疲労は少なく、優勝を決めたので勢いがあり、かなり良いコンディションで試合に臨めることが予想されます。
各ポジション別に詳しく見ていきましょう。
GKは好調ルニンが先発
カディス戦で長期離脱をしていたクルトワが復帰しました。
しかし、クルトワは復帰したばかりでコンディションが万全ではないため、2ndレグではルニンが起用されることが明らかに。
ルニンは今シーズンクルトワの代役を務め、期待以上の働きを見せているので、2ndレグでも活躍が期待されます。
ディフェンスラインのキーマンは両サイドバック
CBにはナチョではなく、高さとスピードがあり、対人守備が強いミリトンとリュディガーを起用。
右SBは出場停止明けのカルバハル、左SBは守備型のメンディが起用されると思います。
1stレグでは、バイエルン・ミュンヘンの両サイドアタッカーのムシアラとザネにかなり苦戦していたため、カルバハルとメンディの守備での対応が1つ鍵となるでしょう。
中盤のアンカーにはカマヴィンガ
中盤のアンカーにはカディス戦で好パフォーマンスを披露したカマヴィンガを配置。
カディス戦でのカマヴィンガは、鋭い縦パスや出足の鋭いタックルでボールを奪い、攻守に躍動しました。
アンカーの1列前のポジションには、展開力のあるクロースとピッチを広範囲に動くバルベルデを。
トップ下にはカディス戦でゴールを決め、リーグ優勝の立役者でもあるベリンガムが先発になると思われます。
ツートップには好調なヴィニシウスとディアス
前線のツートップは、1stレグで2ゴールを決めたヴィニシウスと、カディス戦で1ゴール1アシストの活躍を見せたブライム・ディアスが先発すると予想。
ヴィニシウスは直近2試合のパフォーマンスを見ても、かなりコンディションが良いと思われます。
ヴィニシウスとロドリゴを先発にすると、どちらも左サイドからの仕掛けを得意としており、攻撃が偏る可能性があるためブライム・ディアスを先発に。
バイエルン・ミュンヘン 予想フォーメーション
バイエルン・ミュンヘンの予想フォーメーションはオーソドックスな4-2-3-1が予想されます。
ブンデスリーガで2位争いをしてるバイエルン・ミュンヘンは、第32節シュトゥットガルト戦で1-3で敗戦しました。
レギュラーメンバーを一部しか温存することが出来ず、重要な一戦で敗れてしまったのはかなりの痛手。
ラファエル・ゲレイロが負傷してしまいましたが、負傷していたデ・リフトの復帰の目処が立ったという情報があります。
バイエルン・ミュンヘンの各ポジションを詳しく見ていきましょう。
絶対的守護神・ノイアー
レアル・マドリードとの2ndレグにもノイアーの先発が予想されます。
38歳と大ベテランの域になってきましたが、足下の技術の高さとポジショニングとダイナミックな飛び出しが特徴。
ノイアーは今シーズンもバイエルン・ミュンヘンのゴールマウスを守る絶対的な守護神です。
重要な一戦で復帰なるか
CBにはダイアーとデ・リフトを配置。
復帰の目処が立ったばかりのデ・リフトを先発させるか微妙な所ですが、1stでのキム・ミンジェのパフォーマンスを見ると、デ・リフトが先発する可能性があります。
右SBにはキックの精度が高く、ボランチもこなせるキミッヒ、左SBには爆発的なスピードと攻撃力が持ち味のアルフォンソ・デイヴィス。
両サイドのアタッカーに注目
ダブルボランチにはフィジカルと推進力のあるゴレツカと、運動量が豊富で攻守に貢献できるライマーを先発に。
トップ下にはポジショニングセンスが良く、決定力が高く、抜け出しが得意なミュラーを配置します。
右サイドには圧倒的なスピードと破壊力のある左足を持つザネ、左サイドには細かいタッチのドリブルと高いキープ力を誇るムシアラが先発する可能性が高い。
ザネは先制点を決めていますし、ムシアラは得意なドリブルで、何度もレアル・マドリード守備陣を崩していたので、この2人の活躍が勝敗の決め手となるでしょう。
頼れるイングランドの万能ストライカー
ワントップには今シーズン、リーグ得点王を独走しているハリー・ケインを配置。
1stでは2点目となるPKを決めるなど、安定した活躍をしています。
ケインは爆発的なスピードはありませんが、キープ力が高く、足下の技術も安定しているので、ボックスの外でもプレーに関与することが可能。
しかし、ケインはドリブル突破を得意としている選手ではないので、得点するためには、ボックス付近の良い位置でボールを受けられるかに掛かっています。
2ndレグはややレアル・マドリード優勢か
2ndレグはレアル・マドリードの方が、やや優勢だと思います。
レアル・マドリードはリーグ優勝を決め、勢いがあり、多くのレギュラーメンバーを休ませることが出来ました。
さらに、チームの核となるヴィニシウスとベリンガムも好調で、負傷していた選手もアラバ以外は復帰しています。
一方で、バイエルン・ミュンヘンは直近のリーグ戦で1-3で敗れ、一部のレギュラーメンバーしか温存することが出来ませんでした。
攻撃陣は好調な選手が多いですが、守備陣はキム・ミンジェのパフォーマンスに不安が残り、代役で出場するデ・リフトは復帰の目処が立ったばかり。
選手の疲労度や勢いを考えた時に、優勢なのはレアル・マドリードだと考えられます。
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