シーズンの前半戦はハイパフォーマンスをだった久保建英だが、日本代表としてアジアカップに参戦して以降はパフォーマンスが低下。
久保建英がパフォーマンスを落としている主な原因は、筋肉系のトラブルといわれています。
また、ここ2試合連続はベンチからのスタート。
今回は久保建英が先発落ちの理由や来シーズンの移籍について考察していきたいと思います。
久保建英はエースとしてチームを牽引
久保建英はこれまでリーグ戦28試合に出場し、7ゴール4アシストを記録。
近年は決定力が向上し、ドリブルからのパス、シュート、どちらのプレーを選択しても脅威を与えられる選手へと成長しました。
ダビド・シルバが現役を引退してからは、久保建英がチームの中心選手として牽引しています。
特に、古巣であるレアル・マドリード戦でのパフォーマンスは凄く、味方選手のオフサイドやファールによりゴールは取り消されてしまいましたが、見事なシュートを決めていました。
なぜ久保建英は先発落ちなのか?
久保建英は日本代表の一員としてアジアカップに参戦して以降、パフォーマンスを落とし、ここ数試合はベンチスタート。
UEFAヨーロッパリーグの出場権を獲得するためにも、久保建英の力は必要不可欠です。
第35節のバルセロナ戦で負けたことにより、UEFAヨーロッパリーグの出場権も危うくなっています。
では、なぜ久保建英は先発落ちしているのでしょうか。
・戦術的な理由
・怪我の影響
久保建英が先発落ちの理由はこの2つが考えられます。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
戦術的な理由
負ければUEFAヨーロッパリーグの出場権が危ぶまれる、ラ・リーガ第35節のバルセロナ戦でも久保建英はベンチからのスタート。
バルセロナ戦での久保建英をベンチに置いた理由は、1トップの俊足FWであるジェラルド・ベッカーを活かすためだったということを指揮官のイマノル・アルグアシルは明かしました。
バルセロナ戦の前半はベッカーが良い形で抜け出し、シュートに持ち込むシーンなどがあり、イマノルの狙いはハマっていたと思います。
怪我の影響
久保建英は年明け以降、筋肉系のトラブルを抱えながらプレイしており、欠場することが増加。
怪我の影響もあってか、90分間フルでパフォーマンスを維持するのが難しいようで、短い時間で久保建英を起用することで、良いパフォーマンスを発揮できるようにしているようです。
いわば、スーパーサブのような起用法になっていますが、途中出場したバルセロナ戦でもキレのあるドリブルや惜しいシュートを披露しました。
少しずつ良いプレーが増えてきていると思うので、先発起用もありなのではと感じました。
久保建英にトッテナム・ホットスパーが急接近!?
久保建英とレアル・ソシエダは2029年6月30日まで契約を結んでいて、契約解除金が6000万ユーロ(約100億年)に設定されているといわれています。
しかし、レアル・ソシエダのエースとして活躍している久保建英に、トッテナム・ホットスパーが興味を示していることが明らかになりました。
トッテナム・ホットスパーの指揮官は横浜・F・マリノスやスコットランド・セルティックで監督をしていたアンジェ・ポステコグルーです。
日本人の特徴など熟知しているポステコグルーであれば、久保建英をより活かすこともできるかもしれませんね。
また、トッテナム・ホットスパーのエースであるソン・フンミンとの共演となれば、日韓のダブルエースと大きな話題になることは間違いありません。
また、トッテナム以外にも、リヴァプールやアーセナルといった他のビッグ6も狙っているといわれています。
久保建英の完全復活に期待
久保建英はコンディションを落とし、チームも昨シーズンより成績が悪くなっているという厳しい状況ですが、試合内容はそれほど悪くはないと思います。
ラ・リーガも残り3節となり、UEFAヨーロッパリーグの出場権を掛けて、これ以上は試合を落とせない状況です。
久保建英のコンディションが回復し、チームの調子も上がれば、来シーズンもヨーロッパのコンペティションに出場することも不可能ではないと思います。
個人的には、久保建英がステップアップをすることを期待しているので、移籍情報も気になるところです。
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